仏事
現代は、高齢者がとても多い社会になりました。全人口の30%が65才以上になっています。それに伴って、お葬式の数も多くなっています。しかし、お葬式も、従来のやり方とは大きく変化してきました。家族葬や個人葬などのシンプルなご葬儀になっています。
また、僧侶も単なる儀式の執行者としてではなく、遺族や親族、友人との最後の別れや追憶に着目し、現代にマッチした人と人とのつながりあい、寄り添いあえる実りある内容にするようにもなってきました。また、ご葬儀や法事の経費について、わかりづらいとの指摘があることから明確にするようにもなってきました。
近しい人との永遠の別れに対する畏敬の念は、時代が変わっても方法が変わっても長く存続する人としての大切な感情です。
葬式・法事のお布施について
東円寺ではご葬儀や法事のお布施の目安を下記のように公開しております。ご不明な点がありましたら、気軽にお問い合わせください。
ご葬儀
下記からお選びいただけます
信士
信女
清信士
清信女
居士
大姉
清居士
清大姉
院居士
院大姉
院清居士
院清大姉
法事・塔婆料等
1回ごとに承ります
法要
法要料金
一般法要(四十九日・年回等):30,000円
開眼供養(石塔・位牌): 50,000円
※檀信徒以外の方は別途、出張料・本堂貸出料として5,000円
塔婆
塔婆(一本):5,000円
祈願
弘法大師空海が、中国留学から帰国するときに師匠である恵果阿闍梨から「蒼生の福を増せ」(民衆が幸せになるような活動をしなさい)との言葉を贈られたことが知られています。
従って、真言宗僧侶は、世のため人のために活動することが義務づけられています。そのために一生懸命に護摩を焚きます。護摩を焚く僧侶は身も心も仏と一体となり、加持力(仏と僧侶が一体となった境地から発揮される奇跡の力)がそなわり、祈願により、家内安全や身体健全、病気平癒、災難消除などを達成しうるとされています。護摩祈願は、弘法大師空海が平安時代に7日間にわたり連日護摩壇で護摩を焚き、護摩祈願を行ったのが最初とされています。現在、全国の真言宗系列の寺院で護摩祈願を行っています。
東円寺の月並護摩供
東円寺では、毎月第2日曜日に僧侶の法話と皆様の願い事をご祈願する「月並護摩供」を厳修しています。その後に参加いただいた皆様がお茶をやお菓子を召し上がりながら交流する「茶話会」も行っています。散歩ついでに気軽にお越しください。願い事を書いて炊き上げる護摩木は1本100円にてうけたまわっています。